稲尾様のおかげ!?「24」陽が打って西武三重殺完成

[ 2012年7月2日 06:00 ]

<西・日>2回無死一、二塁、浅村(左)が二塁からの送球を受け、陽の三ゴロ三重殺を完成させる

パ・リーグ 西武3-3日本ハム

(7月1日 西武D)
 西武は2回にチーム12年ぶりの三重殺を完成させた。

 無死一、二塁から陽岱鋼の三ゴロを捕球したヘルマンが三塁を踏んで二塁へ。片岡が一塁へ転送して3者をアウトにすると、場内は大歓声に包まれた。背番号24の打った打球を背番号24の3人で完成させたビッグプレーに、菊池は「生まれて初めて目の前で見た。助かった」と感謝。渡辺監督も「凄かったね」と興奮していた。

 ▼日本ハム・陽岱鋼 聞かないで。恥ずかしいから。運が悪かったです。

 ≪西武の三重殺は12年ぶり9度目≫西武は2回に今季両リーグを通じ初の三重殺を完成させた。西武の三重殺は00年9月2日近鉄戦の2回に記録して以来12年ぶり9度目。この日は陽岱鋼のゴロを捕球したヘルマンが三塁ベースを踏み、二塁→一塁と転送。内野ゴロの連続封殺による三重殺は10年10月2日に巨人が横浜戦の3回に完成させて以来だが、西武では前身球団を含め初めてだ。

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2012年7月2日のニュース