マー君 完投で4勝目!「ようやく腕を振って投げられた」

[ 2012年6月22日 20:45 ]

ロッテ戦に先発した楽天・田中

パ・リーグ 楽天3-2ロッテ

(6月22日 郡山)
 楽天の田中が、リーグ戦再開初戦でロッテ打線に10安打されながらも2失点と踏ん張り、完投で今季4勝目を挙げた。

 田中は初回に根元に先制の本塁打を許すなど、9回を除き毎回走者を背負う苦しい展開。それでも「交流戦が終わって、リーグ戦再開の初戦で何とか勝ちにつなげられる投球をしたいと思っていたんですが、ようやく本当に粘って腕を振って投げられるようになった」と語った。

 5月下旬に腰痛から復帰して4試合目の登板。前回登板となった13日のヤクルト戦(Kスタ宮城)では、8回3失点も自己ワーストタイの13被安打。フォームで試行錯誤を続けていただけに、ようやく復調への手応えを感じとったようだ。

 また、この日は昨年東日本大震災の影響で開催できなかった郡山での試合ということもあり「福島の方にいい姿を見せて勝てればと思った」と笑顔を見せていた。

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2012年6月22日のニュース