“騒動”の影響!?巨人、リーグ戦再開は黒星スタート

[ 2012年6月22日 21:22 ]

ヤクルトに敗れ、ベンチから引き揚げる巨人・原監督

 プロ野球は22日、セ・パのリーグ戦が再開。原監督が自身の女性問題に絡み1億円を支払っていた騒動が発覚した巨人は長野市のオリンピックスタジアムでヤクルトと対戦し、2―5で敗れた。交流戦MVPの内海が先発したが、ヤクルトに先手を許し、打線はヤクルトの先発・赤川の前に苦しんだ。

 セ・リーグ球団として初の交流戦優勝に水を差す騒動。原監督は前日(21日)の練習前にコーチ、ナイン、球団スタッフ全員に謝罪し“けじめ”をつけて、リーグ戦再開に臨んだが、チームに交流戦Vの勢いは感じられなかった。

 初回、先発の内海はいきなり先頭のミレッジに四球を与え、送りバントで1死二塁のピンチを招く。ここは無失点に切り抜けたものの、2回にも先頭のバレンティンに四球と、制球がいま一つ。4回2死からバレンティンに左中間へ16号ソロを浴びて先制を許すと、さらに宮本に右前打、宮出には左翼線へ二塁打を浴びてヤクルトに2点を先取されてしまった。

 打線も初回1死三塁のチャンスを逃すと2~4回は3者凡退で6回までわずか2安打と沈黙。7回のチャンスも内野ゴロの間に2点を返したが、結局、タイムリーは出ず、8、9回のチャンスにもあと1本が出なかった。

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