あと少しが難しい 松坂 痛恨の1球「にストレスを感じる」

[ 2012年6月22日 12:24 ]

先発で6回途中まで投げたレッドソックス・松坂

交流戦 レッドソックス6―5マーリンズ

(6月21日 ボストン)
 レッドソックスの松坂が21日、ボストンでのマーリンズ戦に先発。5回1/3を投げたが、4失点で降板した。

 立ち上がり33球を要し、制球が不安定なところをつけ込まれ3失点。どうなることかと、ベンチのバレンタイン監督は落ち着かない表情だったが、なんとか試合はつくった。

 しかし、味方が同点に追いついた直後の被弾で、がっくりとうなだれ、ひざに両手をついた。「悔しい1球。自分のやっていることにストレスを感じる」と松坂。投手としてはやってはいけない、得点直後失点を喫してしまった。

 2回から6回1死まで13人連続して打ち取り、走者を出さなかった。真っ直ぐの勢いも戻りつつあるが、松坂は「自分の中では感覚的にあと少し」と首をかしげ、「その少しが難しい」。

 他人には分からない“あと少し”がなくなった時に、メジャー通算50勝が見えてくる。

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2012年6月22日のニュース