4年ぶり勝利の味 吉川「次は自分の力で長いイニングを」

[ 2012年4月8日 16:22 ]

試合終了後、日本ハムのマスコットとウイニングボールを手にポーズをとる吉川

パ・リーグ 日本ハム3-1ロッテ

(4月8日 QVC)
 日本ハムの吉川が4年ぶりの勝利投手となった。3回までに5四球を与える苦しい立ち上がりだったが、ピンチで踏みとどまり5回1失点。

 「ファン、家族、野手のみんなが支えてくれた」と勝利に導いてくれた全ての人への感謝の気持ちを伝えた。広陵から2007年に入団した24歳。チームメートの斎藤とは同級生だ。1年目に4勝を挙げたが、08年に2勝したのを最後に白星から遠ざかっていた。

 5回で交代したことには気にしている様子で「リリーフの方に長いイニングを任せてしまったので、申し訳ない」。「四球を出しても、走者を返さない気持ち」が丁寧な投球につながった。

 「次は、自分の力で長いイニングを投げたい」と誓った吉川。「早く勝たせたい」と語っていた栗山監督も、ホッとした表情だった。

続きを表示

2012年4月8日のニュース