ダルに脱帽 ソフトバンクM点灯後初足踏み

[ 2011年9月30日 06:00 ]

<ソ・日>4回無死、空振り三振に倒れ悔しがる川崎。投手はダルビッシュ

パ・リーグ ソフトバンク1-2日本ハム

(9月29日 ヤフーD)
 ソフトバンクが小休止だ。ダルビッシュの鬼気迫る投球の前に打線が2安打1点に封じられ、1分けを挟んだこのカードの連勝は7で止まった。17日にマジックナンバー「17」が初点灯してから一気に「3」まできて、初めての足踏み。

 本拠はファンのため息に包まれたが、秋山監督は「しょうがないでしょう。あした、いきましょう」と気持ちを切り替えた。最短優勝は、10月1日の西武戦(西武ドーム)となった。

 0―1の6回に嫌らしさは見せた。失策で出た福田の二盗と犠打で1死三塁とし、細川の犠飛で追い付いた。今季を象徴するようなそつがない得点シーンで一度は同点に追いついた。ただ、反撃もここまでだった。8回に勝ち越しを許した直後の攻撃では、長谷川、福田、明石が連続三振。ここ2試合いい働きをしていた若手が完璧に抑えられた。指揮官も相手のエース右腕に脱帽。「うまいこと1点は取ったけど、その次がなかなか。まあ2本じゃな」と、さばさばと話した。

 ≪最短Vは10月1日≫ソフトバンクが日本ハムに敗れ、最短Vは10月1日に延びた。条件は30日、1日の2日間で(1)ソフトバンクが西武戦に連勝、日本ハムがロッテ戦に1敗以上か2分け(2)ソフトバンク1勝1分けで日本ハム1敗1分けか2敗(3)ソフトバンク1勝1敗で日本ハム連敗(4)ソフトバンク2分けで日本ハム連敗。

 ▼ソフトバンク・山田(7回2/3を2失点も7敗目)自分のミスからの失点で先制され、何とも言えない。次の試合に生かして頑張っていきたい。

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2011年9月30日のニュース