来季のイチローに期待 張本氏「賢い彼のことだ。何か工夫してくるはず」

[ 2011年9月30日 09:43 ]

ア・リーグ マリナーズ0―2アスレチックス

(9月28日 シアトル)
 マリナーズのイチロー外野手(37)は28日(日本時間29日)、アスレチックスとの今季最終戦で無安打に終わり、シーズン184安打で全日程を終了。11年連続200安打はならなかった。

 ▼張本勲氏(スポーツニッポン本紙評論家)どんな打者でも40歳近くになれば、陰りが出てくる。つかまえたと思った球がファウルになったり、空振りしたり…。速い球に遅れだすと、ボール球もストライクに見えて手を出してしまう。瞬発力も落ち、打ってからの第一歩が遅くなって内野安打も減る。それと目。イチローといえども年齢には逆らえない。だが、賢い彼のことだ。バットを軽くしたり、打席の一番捕手寄りに立つなど何か工夫してくるはずだ。来年は集大成の年にするつもりでやってもらいたい。

 ▼アスレチックス・松井 いつも見ているわけではないから分からない。アスレチックス戦ではよく打っていたと思うので、僕から見て何か変わったようには見えない。一番凄いことは、10年間もの長い間ケガをせず、超一流の数字を残してきたこと。

 ▼ヤクルト・青木 184本でも十分凄いことだと思う。

 ▼日本ハム・斎藤(同じ事務所に所属し、今年1月には一緒に自主トレも行う)11年目で途切れたと言っても、184本打っている。十分凄すぎます。尊敬します。

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