00年ナゴヤDはマウンド水没 復旧費用は億単位

[ 2011年9月22日 06:00 ]

 【主なドーム球場の中止】

 ★90年8月10日・巨人―中日(東京ドーム)東海道新幹線が台風11号の影響で一時不通となり、中日が移動できなかったためドーム球場で初の試合中止となった。復旧を待ったがかなわず午後2時半に中止が決定。復旧後、分乗した中日の最終組が東京駅に到着したのは午後10時52分だった。

 ★00年9月12日・中日―広島(ナゴヤドーム)豪雨のため前夜午後7時から浸水。中堅後方からシャッターをつぶして推定水量1400トンが流れ込んだ。深夜にはマウンドを残してグラウンドが水没。水かさは10センチにも。ドーム球場初のグラウンドコンディション不良による中止からの復旧費用は億単位に上った。

 ★04年10月20日・日本シリーズ第4戦、西武―中日(西武ドーム)台風23号の接近によりドーム開催のシリーズで初の中止に。試合中の午後9時に上空に達するとの予報で、午後1時に翌21日への順延を決めた。試合後に港区のホテルへ移動予定だった中日は立川市内の宿舎に20室しか確保できず、主力は立川、スタッフらは港区と分泊を余儀なくされた。

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2011年9月22日のニュース