初の冠スポンサー導入!“コナミ日本シリーズ”開催へ

[ 2011年9月22日 06:00 ]

 日本野球機構(NPB)と12球団の代表者らは21日、都内で今秋の日本シリーズ(11月12日開幕)の冠スポンサー導入について検討。ゲーム機器などを手がけるコナミと最終的な調整を進めていることが分かった。

 10月3日の実行委員会で契約年数などの詳細を詰め、同7日のオーナー会議で承認を得る方向。実現すれば1950年から始まった日本シリーズに初めて冠スポンサーが付くことになる。

 冠スポンサー導入の最大の目的は、昨年度まで4期連続で赤字決算となるなど財政難に陥っているNPBの収益増だ。オールスター戦はNPBのオフィシャルパートナー企業のマツダが4年連続の冠スポンサーとなる一方、NPBが主催する最高峰のイベントである日本シリーズにはこれまで冠スポンサーは付いていなかった。このため、09年7月のオーナー会議では増収策の一環として冠スポンサー導入を検討することを決めていた。

 コナミはマツダと同様にNPBのオフィシャルパートナー企業。アジアの4カ国・地域のプロリーグの優勝チームが対戦するアジアシリーズでは05年から3年間、冠スポンサーを務めている。

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2011年9月22日のニュース