イチ三塁打1本…大台へ1試合3安打ペース必要

[ 2011年9月22日 06:00 ]

<マリナーズ・ツインズ>1回、左中間三塁打を放ち滑り込むマリナーズのイチロー

ア・リーグ マリナーズ5―4ツインズ

(9月20日 ミネアポリス)
 マリナーズ・イチローが初回の初球、外角直球を左中間へ運び今季3本目の三塁打を記録した。先制のホームを踏み「1回の三塁打はちょっとしんどいね。2回以降の方がいいね。いきなりやから、乳酸がたまりやすいわ。二塁打止まりの方がいいです」。舌も滑らかだったが、残り4打席で凡退したため、200安打には残り8試合で24安打。1試合3安打ペースが必要となった。

 大台到達が厳しい中でも華麗な守備は健在。初回には、観客席に飛び込む邪飛をフェンスに激突しながらジャンプして好捕。「(観客に)邪魔されないために早めのジャンプ。シアトルではよく邪魔されますけど、テンションが低いのか、きょうはなかったのでびっくり」。逆に1点リードの9回無死満塁ではタッチアップで同点にされる可能性を考え、邪飛を意図的に見送り。攻守で1点差勝利に貢献した。

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