一塁ベース踏み忘れた!西岡2か月ぶり公式戦出場

[ 2011年6月8日 06:00 ]

久々の実戦となる公式戦開始前、グラウンドを見つめる西岡

 左すねの腓(ひ)骨骨折で故障者リスト入りしているツインズの西岡が、傘下の1Aフォートマイヤーズのジュピター戦に「1番・遊撃」で、4月7日の負傷後初めて公式戦に出場した。

 観客が見守る中での約2カ月ぶりの真剣勝負。6回までプレーし、第1打席は右打席で初球の外角球を右翼線に流し打って二塁に到達した。一塁ベースを踏まなかったためにアウトとなり「幻の二塁打」となったが、積極果敢な走塁を披露した。その後は四球と三ゴロで、記録上は2打数無安打。守備では初回に打球をはじいて失策がついた。

 「大きなステップアップになった」と確かな前進を感じ取った西岡。今月中旬のメジャー復帰を見据え「おおまかな試合勘は1Aで取り戻せる。3Aに上がることは考えていない」と、1A戦を最終調整と位置付けた。

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2011年6月8日のニュース