2戦連続サヨナラ弾男・平田 ダル打ちに自信

[ 2011年6月8日 06:00 ]

 “ダル撃ち”のキーマンは竜のサヨナラ男だ。中日は7日、札幌ドームで練習を行い4日の西武戦、5日のロッテ戦(ともにナゴヤドーム)で2戦連続サヨナラ弾の離れ業をやってのけた平田も参加した。

 8日に対戦する日本ハム・ダルビッシュからは2007年の日本シリーズ第5戦(ナゴヤドーム)で決勝犠飛を放っており、何かをやってくれそうな雰囲気が漂う。

 「めちゃくちゃいい投手。点を取るならワンチャンスをものにしないといけないですね」

 連夜のサヨナラ弾はともに2死走者なしから。文字通り一振りで試合を決めた平田が表情を引き締めた。プロでのダルビッシュとの対戦は日本シリーズでの1試合のみ。2打数無安打ながら、右犠飛で虎の子の1点を奪い、日本一を決定させたのもこの男だった。

 チームは5月25日の対戦で右腕の前に4安打で零敗。ただ、平田は出場していなかった。乗りに乗っている今ならスタメン抜てきの可能性もある。落合竜で一番“持っている”男が、ダルの壁を打ち崩す。

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2011年6月8日のニュース