家族の無事願い…古長“気丈”コーチングで貢献

[ 2011年4月1日 06:00 ]

第83回選抜高校野球大会第9日 九国大付5―4北海

(3月31日 甲子園)
 原発問題に直面する福島県いわき市出身の九州国際大付・古長(こちょう)が、三塁コーチとして、福岡勢としては42年ぶりとなる4強進出に貢献した。

 実家は原子力発電所から約50キロの距離。現在も家族は避難せずに生活を送っているが、父・浩さんからは「もう少し深刻になったら避難するかも」と伝えられ、不安な日々を過ごしている。今大会はここまで出場機会はないが「元気を出してチームを引っ張っていきたい」と誓いを新たにしていた。

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2011年4月1日のニュース