加古川北8強で敗退 井上「かけがえのない春だった」

[ 2011年4月1日 06:00 ]

<加古川北・日大三>8回2死二塁、この回から再びマウンドに上がった井上(左)だが、畔上に適時三塁打を浴び、ぼう然とする

第83回選抜高校野球大会第9日 加古川北2―13日大三

(3月31日 甲子園)
 公立校の快進撃は止まった。2試合連続で完封していた加古川北(兵庫)井上は5回までに12安打を許して9失点で降板。再登板した8回にも2失点を喫した右腕は「(日大三打線は)自分が思っていたよりも上で、詰まらせたと思っても持っていかれた」と消え入るような声で話した。

 それでも初出場で8強入りを果たし、「かけがえのない春だった。自分を成長させてくれた」。目指すは夏の甲子園。「もう一回ここに戻ってきて、日大三とできたら」と言い残し、聖地を去った。

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2011年4月1日のニュース