被災地に勇気を…水城、光星学院「頑張る姿を見せたい」

[ 2011年3月22日 12:19 ]

 ともに東日本大震災の被災地で、選抜高校野球大会第3日の1回戦で対戦する水城高(茨城)と光星学院高(青森)の両校監督が22日、兵庫県西宮市の甲子園球場で対談した。

 水城高の橋本実監督は「思わぬ災害にお互い見舞われた。真剣に戦う姿を見せることがわれわれの責任」と話し、光星学院高の仲井宗基監督は「野球のプレーで勇気づけたりすることは簡単ではない。一生懸命ひたむきに頑張るしかない」と語った。

 水城高は校舎にひびが入るなどの被害を受け、橋本監督は「生徒の中には家が倒壊した子もいる。どれくらい応援に来られるか分からない」と話した。光星学院高でも大人数の応援団は来られないため、学校の体育館に大型スクリーンを設けて地元で声援する予定という。

続きを表示

2011年3月22日のニュース