大館鳳鳴は「野球」生みの親・中馬氏の墓参り

[ 2011年3月22日 06:00 ]

第7代校長を務めた中馬庚氏の墓参りをする大館鳳鳴の斉藤監督(右)、高野連・奥島会長(右から2人目)と大館鳳鳴ナイン

選抜高校野球

(3月23日 甲子園)
  21世紀枠で初出場する大館鳳鳴(秋田)が、同校の第7代校長で「ベースボール」に「野球」という訳語をつけたとされる中馬庚(ちゅうま・かのえ)氏の墓がある大阪府豊中市内の円満寺を訪れた。21日は中馬氏の命日。「何かのタイミングで行こうと思っていた」という斉藤広樹監督の元に高野連から打診があり、墓参が実現した。

 高野連の奥島孝康会長は「中馬さんは高校野球の精神を体現された方。その精神が受け継がれて今日の高校野球につながっている。はつらつとしたプレーをしてください」とエール。小貫主将は「偉大な方が校長であったことを誇りに思う。自分たちの力を出し切りたい」と、24日の天理(奈良)戦に向けて決意を新たにしていた。

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2011年3月22日のニュース