Kスタ宮城後方に露天風呂…近隣住民に提供

[ 2011年3月22日 06:00 ]

Kスタ宮城(奥)の場外に設置された露天風呂

東日本大震災

 Kスタ宮城は21日には、右翼席後方に露天風呂を設置した。仙台市内はまだガスを使えず、厳しい生活環境が続く。球団関係者の発案で、敷地内の一部アトラクションを改造した。

 球場内の管理事務所からホースで水を引き、使わなくなった資材で火をおこした。体を洗うスペースはないが、約10人が入れるという。湯船に入った同市の青木和久さん(61)は「久しぶり。熱めでいいお湯だ」と笑みを浮かべた。今後は天候や、資材の残量を考慮しながら、近隣住民などに提供する。

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2011年3月22日のニュース