三浦に清水撃ち ひちょり1番へ猛アピール弾

[ 2011年2月21日 06:00 ]

紅白戦の初回1死、森本が左越えに移籍後初本塁打を放つ

横浜紅白戦 紅組4-1白組

(宜野湾)
 もう一度、1番を打ちたい。そんな思いを左越えの大飛球に込めた。初回1死、横浜・森本が紅白戦で三浦のシュートを豪快に移籍初アーチ。4回にも清水から右中間二塁打を放ち、開幕投手候補を続けて攻略した。

 キャンプ序盤に右肩痛で別メニューとなり出遅れていたが、ようやく全開。「内角のすっごい厳しい球をうまく(現中日監督の)落合さんのように腕を畳んでのホームランです」と自画自賛。そして「僕は1番を打ちたいし、打つつもりでやっている。いいアピールになった」と胸を張った。

 オフには1番奪回へスイングを改造した。状況次第でゴロなど要求される2番では「上から叩くことを意識し、右肩が前に出てしまっていた。軌道を自分の原点に戻した」とレベルスイングを徹底。長打力が戻り「偶然じゃあんな打球打てないし、意識しちゃう」と色気ものぞかせた。

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2011年2月21日のニュース