基本線は2番だが…森本「頭使うのは得意じゃない 長所が生きない」

[ 2011年2月21日 08:44 ]

横浜紅白戦 紅組4-1白組

(宜野湾)
 横浜・森本が紅白戦で三浦のシュートを豪快に移籍初アーチ。4回にも清水から右中間二塁打を放ち、開幕投手候補を続けて攻略した。

 紅白戦は3試合連続で2番起用。森本は「頭使うのは得意じゃないし、2番は細かい打撃が要求され、スイングも小さくなる。長所が生きない」と言い切る。日本ハムでブレークした06年から3年間1番だったが、09年に2番転向。通算成績は1番の打率・276、21本塁打に対し、2番は同・260、2本と数字を落としている。

 「基本線は2番」と話す尾花監督も森本の願いに「じゃあ、そういうのも試しましょうか」と1番テストを明言した。横浜は楽天から加入の渡辺、石川、松本と俊足の1番候補がそろう。激戦区に違いないが、ここがひちょりの生きる道。もう一度輝くために、新天地でかつての居場所を取り戻しにかかる。

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2011年2月21日のニュース