阪神開幕候補左腕「あれだけ打たれるとは思ってなかった」

[ 2011年2月21日 07:31 ]

阪神紅白戦 紅組1-0白組

(安芸)
 阪神の開幕投手候補の能見篤史投手(31)が白組の先発で2イニングを無失点に封じ順調な調整をアピールした。それでも初回に3安打されるなど本人は内容に不満げだった。

 「変化球を交えた中であれだけ打たれるとは思ってなかった」。初回、先頭の坂に初球の直球を右前に運ばれた。続く高浜を三振に斬り、坂の二盗を藤井彰の肩に助けられ三振ゲッツーも2死からもマートン、ブラゼルにも連打を浴びた。キレ味鋭い直球とカーブで無失点で切り抜けたが「打たれたくはないですから」と最後まで歯切れは悪かった。

 それでも「僕から言わしてもらえば先頭に四球を与えるのはどうかと思う」と、久保の立ち上がりにジョークを交えてコメントするあたりに余裕が感じられた。

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2011年2月21日のニュース