憧れた松井「似合っているかどうかは別として格好いい」

[ 2011年2月21日 15:23 ]

CM撮影で子どもたちの歓声を浴びるアスレチックス・松井

 少年時代に憧れたアスレチックスのユニホームに袖を通し、松井秀喜外野手が21日(日本時間22日未明)からのキャンプでプロ19年目のスタートを切る。復活を期す36歳の充実した表情からは、自身への期待感がうかがえる。

 ―キャンプに臨むときの気持ちは、今でも新鮮なものか。

 「そうですね。特別な感じはする。今年は体の心配が少ないので楽しみ。いいスタートが切れたらいい」

 ―2007年に右膝、翌年に左膝を手術した。昨年のキャンプは別メニューで調整したが、今年は初日から全てのメニューに取り組むのか。

 「何も言われなければそうするつもり。自分でこれは少し無理かなと思えば、こちらから言う。膝は手術した後では一番いい」

 ―体の切れも良さそうに見える。

 「意識していないが体重は2、3キロ減った。日本ではまあまあ走れたし、そういう時は軽く感じた」

 ―アスレチックスのユニホームはCM撮影で袖を通したが。

 「シンプルで、伝統のあるユニホームなので、似合っているかどうかは別として格好いい。昔の気持ちを忘れず、毎日きちんと袖を通したい」

 ―シーズンの課題は。

 「まだ考えていない。今はしっかり準備するだけ」(共同)

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2011年2月21日のニュース