「リスクあっても」広島日南キャンプは予定通り

[ 2011年1月29日 06:00 ]

広島の日南キャンプ地・天福球場の観客席も灰に覆われていた

霧島山新燃岳爆発的噴火

 日南市で春季キャンプを張るチームは日程に変更がないことを再確認した。

 2軍は2月1日から、1軍は同14日から現地でキャンプを行うが球団関係者は「現地の方も一生懸命やってくれているし、多少のリスクがあったとしても予定通りにやる」と明言した。一方で、宮崎空港が閉鎖された場合は博多からのバス移動も検討中。この日も天福球場では市職員、カープ日南協力会、球団のグラウンドキーパーら約10人が整備作業。内野は灰をトンボ等でかき出し、外野芝生にはスプリンクラーで水をまいて灰をはらうなどして対応した。

 ≪広島ホッ!泡瀬ドーム一時的に使用可能に≫広島が2月1日から13日まで1軍キャンプを行う沖縄県総合運動公園内の「泡瀬ドーム」が、使用不可から一時的に使用可能になった。雨天時練習などで使用する同ドームは昨年11月から内装の工事に入っており、当初は使用できない予定だった。だが代替場所のない5~8日に限り県が工事の中断を決定。施設を管理する沖縄県都市計画モノレール課は「観光振興にもつながることですし、カープさんには長年、お世話になっていますので…」と説明した。それ以外は横浜2軍キャンプ地の嘉手納野球場、具志川球場の室内練習場を球団が確保している。

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2011年1月29日のニュース