暗い話題続く宮崎の西都商には吉報届かず…

[ 2011年1月29日 06:00 ]

第83回選抜高校野球大会(3月23日から12日間・甲子園)

 部員12人で昨秋宮崎大会で準優勝し、21世紀枠候補だった宮崎・西都商は惜しくも落選。

 新燃岳噴火の影響で西都市内を走る車には火山灰が降り積もり、校門の前は鳥インフルエンザ感染拡大防止の消石灰で真っ白。佐々木典彦監督は「宮崎がきつい状況なので選ばれれば県民に喜ばれると思ったが、聖地に足を踏み入れる力が自分たちになかったということ。謙虚に受け止め、夏に宮崎の頂点に立てるよう頑張りたい」と残念がった。

 ▼日本高野連・奥島孝康会長 21世紀枠はどこが出ても不思議ではない。将来への希望、現在の困難を克服するための希望というドラマチックな要素を入れたかったが、どちらかというと手堅い選出になった。

続きを表示

2011年1月29日のニュース