なぜ?高津に熱烈オファー 新潟監督はヤクルトの同僚 

[ 2011年1月24日 10:00 ]

 昨季は台湾・興農でプレーし、1勝2敗26セーブ、防御率1・88と活躍した高津。しかし、所属チームの経営問題もあり1年で退団。現役続行を希望する高津に、新潟から熱烈なオファーが届いた。

 新潟は07年のリーグ創設初年度から加盟。今季から高津のヤクルト時代の同僚でもある橋上秀樹氏(45)が監督に就任した。

 高津獲得の理由は戦力アップよりも、独立リーグの理念にある。藤橋公一代表取締役(62)は「高津さんのシンカーを新潟県民、そしてBCのファンの方に見てもらいたかった。将来NPBを目指す選手にとっても、高津さんの姿を間近で見られるのは大きな刺激になる」と話す。

 日本の独立リーグはいずれも経営が厳しく、09年に4番目のリーグとして誕生したJFBLは11年度は活動休止を発表している。BCリーグも発展途上。高津が加わることで、地元の野球熱がさらに盛り上がり、野球の底辺拡大につながることを期待している。

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2011年1月24日のニュース