“証言”通り?中日の自称4割助っ人「オレは彼らよりも飛ばすよ」

[ 2011年1月24日 07:20 ]

 謎に包まれた助っ人がやってきた。中日の新外国人、フェリックス・カラスコ内野手(23)が23日、中部国際空港着の航空機で来日。米国でも1Aまでしかキャリアがなく、実力は未知数だが、自信満々のビッグマウスで爆発を誓った。

 「飛距離には自信がある。ウインターリーグではメジャーの選手も一緒だったけど、オレは彼らよりも飛ばすよ」

 いかにもパワーのありそうな巨体に白い半袖Tシャツ1枚で現れたドミニカン。15日まで母国のエスコヒードに所属してウインターリーグに出場していただけに、体は出来上がっている。

 ただ、気になる実力のほどは謎だ。昨年は母国リーグのメトリポリターナでプレー。球団発表の資料には打率4割と記載されていたが「本人談」の注釈付きだった。

 「確かに4割ぐらいだったよ。42打席で10本塁打を打ったんだ」

 相手のレベルも不明だが“証言”通りなら本塁打率・250近い大砲。中日は09年に大リーグではほとんど実績がないブランコを獲得し、打率、本塁打王に育てた前例もある。「自称4割男」の今後に注目だ。

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2011年1月24日のニュース