日本プロ野球選手会 年金問題協議が難航

[ 2010年11月1日 22:37 ]

 日本プロ野球選手会は1日、大阪市内で選手年金制度について12球団側と協議したが、現制度を解散する場合にOB、現役選手らに支払う分配金の計算方法などを詰められなかった。選手会は12月2日の総会で12球団側から提示された案を検討する。

 当初はオーナー会議(18日)と選手会総会で方針を固め、年内にOBに対して説明会を開く計画だった。しかし、協議の先行きが不透明なため、年内には開催できない可能性も出てきた。選手年金は税制優遇のある現制度が2012年3月で終了するなどの問題があり、対応を迫られている。選手会の新井貴浩会長(阪神)は「決定事項はない。きょう(12球団側から)受けたことを総会で伝える」と話した。

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2010年11月1日のニュース