復活目指す新垣 秋がアピールのチャンス

[ 2010年11月1日 19:12 ]

 パ・リーグ覇者のソフトバンクの秋季キャンプが1日、宮崎市で始まった。今季逃した日本シリーズ進出を目指して若手が猛練習を続ける中、プロ入り初の1軍登板なしで終わった新垣が早速ブルペンで投げ込んだ。「久々に野球をやっていて楽しい。一から頑張りたい」と話す表情は明るい。

 右肩や腰の張りに悩まされ、今季は2軍暮らしが続いた。主力組となるA組でキャンプをスタートさせ「(首脳陣に)見てもらう機会が多くなるのでよかった。肩もだいぶいいし、投げられる時に投げていきたい」と語る。まずはこの秋がアピールのチャンスだ。
 自慢の150キロを取り戻せるかは分からず、フォームも模索中だが「投げていく中で固まっていくものもある。スピードが出ない分、切れとか投球技術でやっていきたい」と言う。先発右腕が不足するチームに居場所は残っていると信じ、背番号18は復活を目指す。

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2010年11月1日のニュース