ロッテ 千葉で仕切り直し「声援が大きな力に」

[ 2010年11月1日 19:09 ]

 約1カ月ぶりに本拠地で戦える。今季のロッテは、千葉で44勝26敗2分け。本拠地での第3戦を前に、西村監督は「ここで試合をすると全然違う。声援が大きな力になる」と明るく言った。

 第2戦は惨敗だった。原因は先発投手の序盤の乱調に尽きる。ここにきて救援陣はそろって好調で、ベンチも思い切った継投に踏み切れる。看板の打線への信頼は揺るぎない。先発陣が大崩れしなければ、勝機は広がる。指揮官は「(初戦は)完ぺきだった。昨日のような展開になると、その後が抑えるのもしんどい」と名古屋での2試合の投手陣を振り返った。
 第3戦の先発は渡辺俊が予想され、その後はペンや唐川が有力だ。ペンは今季1勝で、右ひじの張りで戦列を離れていた唐川は練習試合で約2カ月ぶりに実戦復帰したばかり。中日に比べれば、明らかに層は薄い。クライマックスシリーズ(CS)で好投を続け、期待される渡辺俊は「もう一回、流れを持って来られるようにしたい」と力むことなく言った。
 3連勝なら地元での胴上げも可能だが、西村監督は「明日の試合を何とか勝たないといけない」。目前の第3戦に集中する姿勢を貫いた。

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2010年11月1日のニュース