「申し訳ない…」開幕投手、25年ぶりの5連敗

[ 2010年4月29日 06:00 ]

石川は6回を投げ3失点で降板

 【ヤクルト3-9阪神】ヤクルト・石川が6回3失点で今季5連敗。開幕から登板6試合未勝利は07年と並ぶ自己ワーストタイとなった。

 「初回がすべて。2回以降も投げさせてもらったのにファンとバックに申し訳ない」。初回は鳥谷に直球で左越え4号2ランを浴び、なおも2死三塁からブラゼルに左前適時打。2回以降は無失点も、荒木投手コーチは「1本打たれると慎重になり過ぎている」と指摘した。打線は不振のデントナを先発から外し、1年ぶりに宮本を2番に据えたが、5回まで無安打。チームは今季ワーストの借金4となり、7カード連続勝ち越しなし。高田監督は「石川は一つ勝てば変わるし、デントナもきっかけをつかめば」と苦しい表情だった。
 <85年の梶間以来>石川(ヤ)が開幕戦から6試合で5敗。ヤクルトの開幕投手で開幕戦から5連敗は、85年の梶間健一以来25年ぶり。球団ワーストは、前身の国鉄が創設された50年の成田啓二の11連敗。

 ▼ヤクルト・上田(6回に代打で今季初出場)阪神・久保投手はロッテ時代に2軍で対戦したのでイメージがあった。チャンスだったので打ちたかった。

 ▼ヤクルト・田中(6回にチーム初安打)久保さんの調子がいいということは聞いていた。もう少し早めに何とかしたかった。

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2010年4月29日のニュース