味方のミスでピンチも…球児、気迫の7セーブ目

[ 2010年4月29日 23:18 ]

ヤクルトに勝利し、ファンの声援に応える阪神・藤川球(左)と久保田

 【阪神5-4ヤクルト】1点リードの九回に登場した阪神の抑え藤川球は、味方のミスからできてしまったピンチを断った。

 先頭の藤本の左前への打球。左翼手の桜井が体を投げ出すようにしてグラブを差し出したものの、後逸。ボールが転がる間に藤本は三塁へ(記録は三塁打)。ここから「逆境でどうできるか」と開き直った右腕は、続く3者を遊ゴロ、空振り三振、右飛に退けて7セーブ目。「2死からは怖かった」と言った守護神は、桜井について「攻めた上でのミス。仕方ない」と責めなかった。

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2010年4月29日のニュース