島袋12回投げぬいた!興南がセンバツ初制覇

[ 2010年4月3日 12:17 ]

力投する興南先発の島袋

センバツ最多安打のタイ記録 2人一気に達成

 【興南10―5日大三】第82回選抜高校野球大会第12日は3日、甲子園球場で決勝戦を行い、興南(沖縄)と日大三(東京)が対戦。興南が10―5で延長戦を制し、初優勝を果たした。

  興南は1点を追う6回、島袋の適時二塁打など4本の長短打で4点を奪い逆転。その裏同点に追いつかれたが、12回表に1死満塁から守備の乱れに乗じて2点勝ち越し。さらに島袋の適時二塁打などで3点を追加し、一気に突き放した。先発の島袋は12回まで投げぬき、11三振を奪う完投勝利を挙げた。

 日大三は2回、2四球と敵失で満塁とし、けん制悪送球の間に2点を先制。3回には先頭の平岩が中越えの本塁打を放ち、1点を追加した。6回表に逆転を許したがその裏、大塚のソロ本塁打と小林のスクイズ(記録は内野安打)ですかさず同点に追いついた。10回には2死二塁とサヨナラのチャンスを作ったが、代打の清水が投ゴロに倒れた。

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2010年4月3日のニュース