「初めてなので不安」手術の田沢、複雑な胸中

[ 2010年4月3日 06:00 ]

右ひじの手術を受けることが決まり、記者会見するレッドソックスの田沢

 右ひじのじん帯損傷が見つかり、6日(日本時間7日)にアラバマ州バーミングトン市内の病院で腱移植手術を受けるレッドソックスの田沢が会見を行い「手術も、長いリハビリも初めてなので不安はある」と話した。

 今季の登板は絶望となるが「1年を棒に振ってしまうけど、痛いまま投げて何年も結果が出ないより、完全に治した方がいい。来年復帰できるよう頑張りたい」。手術をしない選択肢もあったが、手術経験を持つ同僚のデルカーメンらに話を聞き「手術した方が痛みはなくなるし、治してから野球に集中できると言われた」と、両親や代理人らに相談し決断した。
 球団から打診された「リフレッシュ帰国」を断り、7日からはリハビリに専念。「しっかりした練習メニューをもらえるので信じて頑張りたい」と再起を誓った。

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2010年4月3日のニュース