唇をかむエース山崎「焦ってしまった」

[ 2010年4月3日 18:56 ]

 【日大三5―10興南】日大三のエース山崎は延長12回途中でマウンドを吉沢に譲った。12回に失策した場面については「焦ってしまった。そこまではいい投球ができていたが…」と唇をかんだ。

 2年前に脳腫瘍の手術を受けて、病気を克服してきた。昨秋から投手に転向した「急造エース」は準々決勝で完封するなど、大舞台でチームを引っ張り続けた。左腕は決勝でも166球を投げている。
 2008年春に聖望学園(埼玉)で準優勝だった兄と同じように頂点には手が届かなかった。「一球一球、魂を込めれば、打たれないということが分かった。夏にもう一度来る」と誓った。

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2010年4月3日のニュース