岩隈に“金田江夏流”「にーのドン」の勧め

[ 2009年7月27日 06:00 ]

「アンタッチャブル」山崎(中)のものまねに爆笑する楽天・野村克也監督

 楽天・野村監督がエースを直接指導だ。Kスタ宮城の室内練習場でブルペン投球を終えた岩隈に珍しく自ら歩み寄ると約5分、言葉を交わした。

 「1、2、3で投げるんだけど2が短すぎる。腕の動きが忙しすぎる気がする。金田や江夏とか大投手は“にーのドン”と投げていた」と左足を上げてからリリースまでの右腕の動きの修正点を指摘したと説明。この日、8月9日深夜放送のフジテレビ「たまッチ!」の収録で訪れたお笑いコンビのアンタッチャブル・山崎を1日監督に任命し、「カツを入れてほしい選手は」と聞かれ「岩隈」と即答。「このチームは岩隈にかかっている」と語るなど異例の直接指導は巻き返しへの意欲の表れともいえる。
 28日の西武戦(盛岡)で後半戦開幕投手となる岩隈も「フォームのことを言われるのは珍しい。修正して頑張りたい。最初は1つ上にいる西武なので、巻き返したい」と意気込んだ。

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2009年7月27日のニュース