横浜　スモール駆使で借金コツコツ返済作戦

　横浜はスモールベースボールを取り入れて借金返済だ。阪神戦に向け、田代監督代行は「やり方を変える部分もある。球場が広いときは本塁打でどんどん点を取れない。小技も使わないと」と就任後２４試合でわずか１１個だった犠打をリーグ戦では多用する考えを示した。交流戦は６勝１８敗の最下位。２番にジョンソンを起用するなど長距離砲を並べた打線は本塁打が計３０本で両リーグ合わせて３位も総得点８６は１０位とつながりを欠いた。犠打の多用は“つなぐ意識”を浸透させる狙いがある。「とにかく借金を返すことだけだね」と逆襲を誓った。