福留“久々”も勝ちに結びつかず「もう少し考えないとね」

[ 2009年6月26日 10:32 ]

 カブスの福留孝介外野手は25日、デトロイトでのタイガース戦に「7番・中堅」で出場、4打数2安打1打点だった。内容は投ゴロ、右中間三塁打、二ゴロ、左中間二塁打で打率2割6分3厘。チームは5―6で敗れた。

 あまり対戦したことのない投手との顔合わせが多い交流戦。「投手の調子が上がるこの時期はきつい」。福留は試合前、本音を漏らしていた。
 だから、普段は好球を待って四球を選ぶところを、交流戦では「いつもより早いカウントから打つ」という積極的な姿勢に切り替えた。この日は四回に2球目の速球をたたき、右中間へライナー性の打球を放った。外野手が処理にもたつく。「前のランナーを見ながら走っていた」というほど余裕のある三塁打。9日以来の打点も記録した。
 九回にも、前夜見逃し三振に倒れたロドニーから、左中間を破る二塁打。「昨夜やってる相手だし、あっちの方向にライナーが飛ぶのはいいこと」。満足そうに振り返った。
 ただ、カブスは投手陣が崩れて今季4度目の4連敗。これには渋い表情で「もう少し考えないとね」と話した。

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2009年6月26日のニュース