今後が見えてこない上原「力が入ってこない」

[ 2009年6月26日 06:00 ]

 23日のマーリンズ戦で右ひじの不調を訴えて途中降板したオリオールズの上原はこの日、ノースローで軽めの練習と治療を受けた。「そんなにひどくはないと思うけど、力が入ってこない。肩、ひじは選手生命にかかわるから慎重にやりたい」。精密検査は受けずに1日ごとの様子を見るが、いつDL入りしてもおかしくない状態だ。このため、首脳陣は上原が戦線離脱した場合を想定。この日3A戦に先発したヘルナンデスを完全試合中にかかわらず、4回40球で降板させた。上原の回復が思わしくなければ、中3日で代役として昇格させる方針。また、上原の中継ぎ降格の可能性について、トレンブリー監督は「時期尚早すぎる」と否定。一方で、「ケガをさせるようなことはしたくない。すべては状態次第」と今後については一切明言しなかった。

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2009年6月26日のニュース