新市民球場の名称「広島らしさ伝えたい」

[ 2008年10月8日 18:43 ]

 プロ野球広島カープの本拠地として、来春オープン予定の新広島市民球場(仮称)の“名付け親”の企業を選考する委員会の初会合が8日、広島市役所で開かれた。

 委員10人の互選で広島市社会福祉協議会の古川隆会長が委員長に決まり、市側が用意した命名権の募集要項案や選考方法がおおむね了承された。古川委員長によると「広島らしさが伝わる名称がいい」などの意見が出されたという。

 県内に本支店や営業所のある企業を対象に、10日から公募を開始。「名称のふさわしさ」「社会貢献」などを点数化して評価し、11月初めまでに決める。

 現時点では、スーパーのイズミ(広島市)が応募の方針。マツダ(広島県府中町)も「前向きに検討中」としている。

 またこの日は、新球場完成に伴い閉鎖される広島市民球場の跡地利用の基本方針について、地元の市民団体などの意見を聴く会も初めて開かれ、「1年でも長く球場の形で残し、市民に開放してほしい」といった要望が出された。

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