「楽天セギノール」日ハム戦デビューも!

[ 2008年7月30日 06:00 ]

日本ハム時代のセギノール。ダルビッシュに襲いかかろうとしているわけじゃありません

 最下位に低迷する楽天が29日、後半戦巻き返しの切り札として、日本で通算145本塁打を記録した大砲を獲得した。昨季限りで日本ハムを退団したフェルナンド・セギノール内野手(33)で、年俸は推定2000万円。オリックスと日本ハムで計5年間プレーした同選手は、球団広報を通じて「まだプレーオフ出場とリーグ制覇の可能性がある。自分の本塁打で仙台のファンを喜ばせたい」とコメントした。

 現在、チームは昨季2冠王の山崎武、フェルナンデスら打線が不振。04年には本塁打王に輝いたセギノールは実績は申し分ない。野村監督も「ホームランバッターは欲しい。スイッチヒッターだから魅力あるし、日本をよく知っている」と大きな期待を寄せた。今季は5月にマイナー契約を結んでいたロッキーズで戦力外通告を受けたが、その後メキシカンリーグでプレーを続けており、ブランクはない。早ければ後半戦最初のカードとなる古巣・日本ハム戦から出場する可能性もある。
 また、中継ぎ補強としてマーリンズ傘下3Aアルバカーキのマーカス・グウィン投手(30)の獲得も併せて発表した。2選手ともに今季終了までの契約。背番号はセギノールが5、グウィンは42と決まった。

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2008年7月30日のニュース