ワースト7失点の黒田 防御率13・11

[ 2008年7月30日 06:00 ]

左手首を気にする?黒田

 【ドジャース6―7ジャイアンツ】ドジャースの黒田がジャイアンツ戦に先発し、自身メジャーワーストとなる7失点の乱調で8敗目を喫した。3勝無敗と相性の良かった本拠地での初黒星となった。「自分でミスしてこういう結果になった。非常に悔しい」。序盤から変化球の制球に苦しみ、3回に2失点。4回1死一、三塁では緩い投ゴロを二塁へ送球したが、タイミングは完全にセーフ。「自分の判断。ゲッツーで終わらせたいという気持ちだった。焦りがあった」。野選となり傷口を広げ、4連打で5点を失った。

 後半戦は3試合で0勝2敗、防御率13・11。夏場を迎え疲労も蓄積し、相手チームも研究して挑んでくる。「変化球が良くなかった。体に問題があるわけではないが、しっくりいっていない感じがする」とトーリ監督。「これを打開していくしかない」と黒田は厳しい表情で口にし、試合後は外野を黙々と走り込んだ。

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2008年7月30日のニュース