マー君球宴OK!故障後初のブルペンへ

[ 2008年7月30日 15:40 ]

故障後初めて2軍練習場のブルペンで投げ込む田中

 右肩痛で戦列を離れ、オールスター戦や北京五輪への出場が危ぶまれていた楽天の田中将大投手が30日、仙台市内の2軍練習場のブルペンで故障後初めて投球練習を行い、順調な回復ぶりをアピールした。

 捕手を座らせ27球。直球を主体に、スライダーやフォークボールなどの変化球も一通り試した。力は抑え気味だったが球の走りはよく、「思ったより良かった。フォームの修正も、今のところばっちり。痛みは全くない」と手応え十分の様子だった。
 紀藤投手コーチも「体重移動がスムーズにできている。あれなら負担がかからない」と復帰に向けて太鼓判を押した。五輪直前の故障で不安を感じさせたが、明るい見通しが開けてきた。
 球宴での登板は、全パを率いる日本ハムの梨田監督が状態を確認した上で判断するとみられる。田中は「今日のような感じで投げられれば。短いイニングになると思うが、結果を出せるようにしたい」と、登板機会を心待ちにしていた。

続きを表示

2008年7月30日のニュース