【女子ゴルフ】美人館長は長女・久仁子さん 樋口久子JLPGA前会長のミュージアム開場式典

[ 2026年4月15日 19:01 ]

館長の長女・久仁子さんと樋口久子前日本女子プロゴルフ協会会長
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 女子ゴルフ界のレジェンド、樋口久子・日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)前会長(80)のプロ生活の軌跡を展示する「Chaco  Higuchi MUSEUM」の開館記念式典が15日、笹川堯元衆院議員や松本市の臥雲(がうん)義尚市長ら150人の出席者を集め、長野県松本市の松本浅間カントリークラブで行われた。

 樋口氏は「私の60年のプロ生活のいろんなものが、このミュージアムに詰まっています。入場無料ですので、どなたでも、ぜひ足をお運びいただいて、見ていただけたらありがたいなと思います」と多くの来場を呼びかけた。

 ミュージアムは同ゴルフ場のクラブハウス内に開設。1968年に開催された第1回TBS女子オープン(現日本女子オープン)や同日本女子プロ選手権で優勝した際の記念の盾、トロフィーに加え1977年全米女子プロで東洋人として初めてメジャーチャンピオンとなった時のゆかりの品物など約500点が展示されている。

 樋口氏は1989年に同ゴルフ場の開場記念式典に招かれたのがきっかけで、望月勝利会長ら関係者との交流が深まった。JLPGA会長時の98年から00年にかけては、下部ツアーの試合も同ゴルフ場で開催。そうした縁で13年からは理事も務めている。

 式典では「みなさん、なぜミュージアムがこの松本浅間CCに?と疑問を抱かれたのではないかと思いますが、昨年、望月会長に(開設の)お願いをさせていただき、会長をはじめ理事のみなさまに(オープンの)ご賛同をいただきました。昨秋から工事を始めて、皆さまのご寄付もいただき、立派なミュージアムが完成したことを本当にうれしく思います」と笑顔で挨拶した。

 樋口氏にとってミュージアム設立は長年の夢だった。国内で通算69勝、海外で3勝と日本の女子選手として前人未到の記録を打ち立てているだけに、その関連の品物だけでも膨大な数となる。「どれだけあるか分からない」(樋口氏)と以前は4部屋を使って保管していたが、同ゴルフ場の強力なバックアップで“お宝”グッズが一般公開されることになった。

 また、望月会長の勧めで、館長には樋口氏の長女・久仁子さんが就任。施設のレイアウトやカーペットの選定など久仁子さんのアドバイスで評判の良いものが出来上がった。

 久仁子さんは「(これだけの数のものを)家に置いておくだけでは仕方がないですから。みなさんに見ていただいて、知っていただけたら良いなという思いです。ゴルフに限らず日本の他のスポーツ業界の方々にも見ていただきたいです。(母は)世界のメジャーで勝った初めてのアジア人。その時の気持ちとか、その時の状況とか(若手選手から見れば)時代が全く違う時の話。今の人(若手選手にとって海外で勝つの)は当たり前のこと。実際に勝っていらっしゃいますし。(若手選手は)自分も勝てるんじゃないかと可能性が広がっていると思うんですが、先駆者、ゼロベースで物事をはじめた人のことを知っていただけたらうれしいなと思います」と話した。

 今後の運営については「展示内容もちょっとずつ更新していきたいと思っています」とプランを明かした。

 樋口氏の夫・大塚克史氏も同ゴルフ場の理事長としてミュージアムの設立をサポートしており、ファミリーが力を合わせて施設を盛り立てていくことになりそうだ。

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