【フィギュア】りくりゅう“ハプニング”終幕 木原はしたり顔で「今日は僕がお兄さん!」 ミラノ五輪Ex

[ 2026年2月23日 03:30 ]

ミラノ・コルティナ五輪 フィギュアスケート エキシビション ( 2026年2月21日 )

<ミラノ・コルティナ五輪 フィギュアスケート>三浦璃来(左)の背中のファスナーを閉める木原龍一(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 フィギュアスケートのエキシビションが21日に行われ、過去最高のメダル6個を獲得した日本勢も参加。ペア金メダルの三浦璃来(24)木原龍一(33)組(木下グループ)も夢舞台を最後まで堪能した。

 大逆転劇を演じたミラノのリンクには、いたずらな五輪の神様がいた。りくりゅうに待っていたのは、まさかのハプニング。演技前に木原が三浦の衣装背中のチャックを閉め忘れた。演技開始後に木原が「背中開いてるよ…」とつぶやき、内心ドキドキの舞いが始まった。

 軽快サウンドの「Can’t Stop The Feeling」が流れる。ダンスの振り付け中、木原が三浦にささやいた。「ちょっと前で踊っておいて!」。その隙に木原が自然な動きで背中のチャックを閉めることに成功。「今日は僕、しっかりしていました。今日は僕がお兄さん!」と木原。フリーをけん引した三浦の「今回は私がお姉さん」の発言を引き合いに、したり顔だった。

 思わぬ終幕だったが、2人で2度目の夢舞台を完走。「全てのモーメント(瞬間)を楽しむことができた。かけがえのない場所」。そう三浦が言えば、木原も「練習はうそをつかない。最後まで諦めないことの大切さを学べた。特別な場所」と振り返る。まずは小休止。三浦は「クリスマス前から会っていない家族との時間を大切にしたい」と言い、木原は「好きなボードゲームをご褒美として買いたい。あとは通院ですね」と笑った。

 22年北京五輪終了後に8年後の30年五輪まで見据えた。その半分の戦いを終え「ミラノまで走り抜けることをテーマにやってきた。何も考えていないのが正直なところ」と木原。3月にペア日本勢初の連覇が懸かる世界選手権(チェコ)が控え、その後はさらなる進化へ新技習得に充てられる時間もある。それでも木原は「今は空っぽ。何も考えてない」と強調。極限までやり切った経験を糧として、りくりゅうの冒険は続いていく。

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2026年2月23日のニュース