安青錦 “鬼門”の初日突破 大関獲り場所 霧島破り白星スタート

[ 2025年11月10日 05:10 ]

大相撲九州場所初日 ( 2025年11月9日    福岡国際センター )

<大相撲九州場所初日>霧島(右)を送り出しで破った安青錦(撮影・岡田 丈靖)
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 新関脇・安青錦(21=安治川部屋)が平幕・霧島(29=音羽山部屋)を送り出し、大関昇進の可能性もある一年納めの場所で白星発進。入幕後の過去4場所で1勝3敗だった“鬼門”の初日を見事に突破した。

 当たり勝って霧島を圧倒した。注目の新関脇・安青錦は突き合いで流れをつかんだ。右からのおっつけで元大関を後ろ向きにさせると、最後は背中に食いついて危なげなく送り出した。「我慢して自分の相撲が取れたので良かったです」。安易にははたかず、押されても頭を上げずに前にも落ちない。取り口を象徴する前傾姿勢は、まさに「我慢」がつくり出した。

 今月1日、場所前初の出稽古で霧島と手合わせし、4勝2敗。「前に攻めることを意識してやったので良かったと思う。しっかり足を出した」。その時につかんだ手応えをそのまま実践。八角理事長(元横綱・北勝海)も「安青錦は力をつけている感じがする。霧島に攻め込まれても動じないから」と成長を確認した。

 幕内での過去4場所では、初日の成績は1勝3敗。15日間で最も悪かった、まさに“鬼門”だった。成績次第では機運が盛り上がりそうな大関昇進。高田川審判部長(元関脇・安芸乃島)は場所前、「(先場所で)扉は握りましたから、開いて入るだけ」と語っていた。昇進の目安は三役3場所で通算33勝。新入幕の春場所以来4場所連続11勝だが、三役は2場所目とあって、大関昇進には優勝に近い成績が求められそうだ。

 師匠の安治川親方(元関脇・安美錦)は仕上がりについて「ロンドン公演の疲れを取ること、しっかり体をつくることに重点を置いてやった。万全です。楽しみにしてます」と手応えを語っていた。幕内42人中2番目に若いウクライナ出身の21歳が、九州場所を支えていく。

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