大栄翔 無傷5連勝 大の里だけじゃない!あるぞW昇進 「もう一つ上」大関獲りへ“13”夢じゃない

[ 2025年5月16日 04:25 ]

大相撲夏場所5日目 ( 2025年5月15日    東京・両国国技館 )

<夏場所5日目>王鵬(右)を突き出しで破る大栄翔(撮影・郡司 修)
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 関脇・大栄翔は王鵬を突き出して無傷の5連勝とした。この日、埼玉栄高の1学年先輩にあたる元小結・北勝富士の現役引退が発表され奮起。持ち前の突き押しで高校の後輩に貫禄を示し序盤を最高の形で締めくくった。横綱・豊昇龍は豪ノ山を上手出し投げで下し、連敗を2で止めた。全勝は大関・大の里、大栄翔、平幕の伯桜鵬、錦木の4人となった。

 大栄翔の勢いが止まらない。1横綱1大関撃破で波に乗っていた王鵬の上体を起こして突き出し。相手に何もさせない電車道で快勝し、過去3勝4敗の難敵を圧倒した4場所連続関脇の31歳の実力者は「立ち合いが大事だと思うので集中してやった。先に攻められた」と手応えを示した。

 この日、埼玉栄高の1学年先輩、北勝富士が現役引退を表明。「小学校の頃から知っている。憧れだった」存在で、高校横綱など輝かしい成績を残した先輩の背中を追いかけてきた。全体練習が終わったあとに、高校から寮まで一緒にダッシュして鍛えていたこともあり「(先輩の)力が強すぎて(自分が)稽古するほどじゃなかった。自分は弱かったので先輩がケガをした時にリハビリの相手をしていた」という。

 同じ突き押しが得意で、初対戦は18年春場所の幕内。その時は押し倒しで破り、当時を「初めてやったときは、うれしかった。感動した」と振り返る。そんな尊敬する先輩に贈る恩返しの白星となった。

 初場所は11勝で、先場所は9勝。大関昇進は直近3場所合計33勝が目安となる。主役を演じる綱獲りの大の里も5連勝で、ダブル昇進の可能性も浮上。師匠の追手風親方(元幕内・大翔山)も「もう一つ上にいきたい気持ちを強く持っている」と期待。大栄翔は「しっかり集中して頑張ります」と、得意の突き押しで突き進む覚悟だ。

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