トヨタ姫野和樹「クレージーゲーム」制す 雷雨で1時間遅れのキックオフ&30分間中断

[ 2023年4月16日 20:13 ]

ラグビーリーグワン第15節   トヨタ36―34Br東京 ( 2023年4月16日    東京・秩父宮ラグビー場 )

<BR東京・トヨタ>前半、ボールキャリーで敵陣へ攻め込むトヨタの姫野
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 トヨタ(旧トヨタ自動車)がBR東京(旧リコー)に36―34で逆転勝ちし、7勝目(8敗)を挙げた。勝ち点4を積み上げ同33で6位キープ。SH福田健太(26)が試合終了間際に同点トライを奪い、ラストプレーでFBティアーン・ファルコン(25)がコンバージョンを決めた。

 試合後の会見で、ベン・へリング・ヘッドコーチ(HC、43)と共同主将のフランカー姫野和樹(28)は「クレージーゲームだった」と口をそろえた。雷雨の影響で試合開始は約1時間遅れ。へリングHCは「キックオフ30秒前に試合が遅れることに気づいた。コーチ陣はチームがパニックにならないよう、団結して冷静になることを心がけた」と舞台裏を明かした。

 ようやく試合が始まると、前半は先制こそされたが、連続トライもあって22―17で試合を折り返した。だが、再びの雷雨で29―17だった後半16分から約30分間の中断。再開後はリズムを崩し、3連続トライを許して逆転された。姫野は「しんどかった。いい流れだったので、あそこでの中断はかなりストレスがたまった。集中力の問題で、そこは改善点」とメンタル面の難しさを振り返った。

 それでも気持ちは切らさず、ノーサイドの瞬間まで粘り強く敵陣へ攻め込んだ。29―34の試合終了間際。敵陣ゴール前のラックから、SH福田が抜け出した。「狙っていた。うまくスペースを突けた」と同点トライ。ラストプレーでファルコンがゴールを決め、激闘に終止符を打った。

 天候に左右された試合を終え、姫野は「最後に勝ち切ることができたのは成長している」と納得の表情。指揮官は「チームを誇りに思う。忘れられない思い出の試合になった」と安堵(あんど)しながら話した。

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