バドミントン日本代表 搭乗便が機材故障で出発できず

[ 2014年8月21日 13:54 ]

 空港で出鼻をくじかれた。バドミントン日本代表が世界選手権(25日開幕、コペンハーゲン)に向けて成田発の航空機で出発予定だったが、搭乗便が機材故障で成田に到着せず欠航し、出発できなかった。

 女子ダブルスでメダルが期待される高橋礼華(24=日本ユニシス)は「(欠航は)初めて。空港に来たら(電光掲示板に)欠航ってなってて“えっ”て」と苦笑いするしかなかった。

 日本は5月に行われた国・地域別対抗戦、トマス杯(男子)で初優勝、ユーバー杯(女子)で準優勝を成し遂げた。個人戦で行われる世界選手権は日本の実力が問われる大会だ。

 スタッフらを合わせて26人の大所帯のため、人数を分けて代替便を手配しようとしたがかなわず、翌日の便に振り替えとなってしまった。

 舛田圭太ナショナルチームコーチは「余裕のある日程だったので、1日遅れても問題はないです」と話した。唯一の救いは振り替え便がすぐに決まったこと。成田に約1時間半の滞在で済んだ。日本代表らは再び大荷物を持って、空港を去った。

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2014年8月21日のニュース