ジャンプ不本意も 鈴木「表現できた」まずまず2位

[ 2013年11月9日 06:00 ]

華麗な演技を見せる鈴木

フィギュアスケートGPシリーズ第4戦 NHK杯第1日

(11月8日 東京・国立代々木競技場)
 鈴木はジャンプでミスしたものの、66.03点をマークして2位発進だ。冒頭の連続ジャンプは3―3回転の予定が3―2回転に。1つ目で高く上がり過ぎて着氷後の前傾が深くなり、勢いがつかなかった。「最初の失敗を引きずった」という3回転フリップも不本意な出来。それでもスピンとステップでは取りこぼさず、得点をまとめた。

 SP使用曲の「愛の賛歌」は自らの競技人生を表現したもので強い思い入れがある。「ジャンプは少し悔いが残るけど、スケートの部分で表現したいことはできた。点数や順位を気にせず、フリーでもしっかり表現したい」。完全燃焼を誓うラストシーズン。どんな状況でも前向きな姿勢でリンクに立つ。

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2013年11月9日のニュース