青山 女子複で杉山愛以来の日本人6年ぶり4強!

[ 2013年7月4日 06:00 ]

4強を決めた青山、シェパーズ組

ウィンブルドン選手権第9日

(7月3日 英ロンドン・オールイングランド・クラブ)
 女子ダブルス準々決勝で青山修子(25=近藤乳業)、シャネル・シェパーズ(29=南アフリカ)組がジュリア・ゴージェス(24=ドイツ)、バーバラ・ザフラボバストリコバ(27=チェコ)組を7―6、5―7、6―4で下し、日本勢では07年の杉山愛組以来の4強入りを果たした。男子シングルス準々決勝で第8シードのフアンマルティン・デルポトロ(24=アルゼンチン)が、第4シードのダビド・フェレール(31=スペイン)を6―2、6―4、7―6で撃破した。

 青山組の快進撃はまだ終わらない。日本勢では07年の杉山愛組以来となる準決勝進出。第1シードを破って勝ち上がってきた相手に対し、第1セットからタイブレークで2―6まで追い込まれた。しかし5―6まで盛り返すと、ザフラボバストリコバがオーバーネットのミス。この敵失をきっかけに6―6に追いつくとそのまま先取。第2セットも接戦で落としたが、お互いにブレークし合う展開となった最終セットを苦しみながらも競り勝った。

 ダブルスの出場資格は2人の世界ランキングの合計が少ない順。当初は土居美咲とのペアを予定していた青山だが、それでは「20番くらい足りなかった」ため、急きょシェパーズと組み替えてドローに滑り込んだ。「凄く冷静でコースもしっかりと指示してくれるし、私の意見も聞いてくれる」と初コンビながら信頼関係は抜群。4大大会の頂点も見えてきた。

 ◆4日のウィンブルドン選手権テレビ放送
 ▽WOWOWライブ 20・55~、24・00~
 ※放送時間変更の場合あり

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2013年7月4日のニュース