ロケッツ3連勝で5割復帰 天国の監督愛娘にささげる1勝

[ 2012年11月29日 06:00 ]

 NBAは27日行われ、ロケッツはラプターズを117―101で下し、3連勝で勝率を5割に戻した。前日にケビン・マクヘイル監督(54)の愛娘、サーシャさんが23歳の若さで病死したという一報が入り、この日は全選手が奮起。ジェームズ・ハーデン(23)は24得点と自己最多に並ぶ12アシストを挙げてチームを引っ張った。レイカーズのコービー・ブライアント(34)はペイサーズ戦で40得点を稼いだものの、チームは20本ものフリースローを外して自滅。キングスを退けたティンバーウルブスは連敗を5で阻止した。

 ロケッツのハーデンは今月11日から戦列を離れているマクヘイル監督の心情を察し「全面的にサポートしてあげたい」と言葉を選びながら語った。試合後はヒューストンから監督の自宅があるミネアポリスに移動し、28日の葬儀に参列したあとにオクラホマシティーでのサンダー戦に出場。移動距離にして2800キロの強行日程だが、ハーデンは「われわれにはすべてを乗り越える力がある」と昨季まで在籍した古巣との試合を前にして気持ちを引き締めた。

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2012年11月29日のニュース